熊本地震では本棚の転倒も多かったです。
我が家も1回目の前震では、本が飛び出しただけで本棚は転倒しませんでしたが、2回目の本震ではさすがに転倒しました。
本棚はそれ自体に奥行きがあまりありませんので、床面との設置面積が少なく転倒したケースが多かったのでしょう。
食器棚同様、前面にガラスの扉がついている本棚はガラスが割れダメになってしまったものが多いです。
我が家の本棚は前面に何もありませんので、大きな損傷はありませんでした。
本棚の転倒防止策
家具転倒防止伸縮棒
天井に突っ張る転倒防止のつっぱり棒です。
これが最も簡単で安価な方法です。
大きさにもよりますが、2個セットで1,000円くらいから販売されています。
家具転倒防止安定板
これも簡単で安価な方法です。
家具の下に敷くだけで、家具の転倒を防ぎます。
ネジやクギを使わないので、家具をキズつけることもありません。
サイズにもよりますが1,000円いないで買うことができます。
上述の家具転倒防止伸縮棒と併用すると効果テキメンでしょう。
耐震ストッパー
これはネジ釘で留めるものや粘着テープで留めるものなど様々なタイプがあります。
本棚を壁や柱や床などと直接固定する方法で、転倒防止としては非常に有効ですが、家にキズが入ってしまうデメリットもあります。
基本的には食器棚と同様の対策になります。
食器棚の場合は中の食器が飛び出すと割れてしまいますが、本棚の場合は基本的には本が飛び出すだけですので、食器棚ほどダメージは深刻ではありません。
しかし、本棚自体が人に倒れてくる危険性がありますので、本棚が倒れない工夫が必要です。
当たり前のことですが重量の思い本は本棚の下部に収納しておくと重心が下になりますので転倒しにくくなります。