最初の震災ゴミはブロック、瓦、外壁材など
町中が震災のゴミであふれかえれました。
最初の震災ゴミは倒壊したブロック塀や落ちた屋根瓦、剥がれた外壁などでした。
屋根瓦が崩れています
上記の写真のように屋根瓦が崩れたり、外壁が剥がれたり、ブロック塀が倒壊した家は無数にありました。
それらが道路を塞いでしまっていましたので、その瓦礫が最初の震災ゴミとなりました。
ゴミ収集所には驚く量のゴミがうず高く積まれましたが、行政の対応は早く、道路を塞いでいた瓦礫は比較的早く回収されました。
次の震災ゴミは家の中の物
道路を塞いでいた瓦礫の次は家の中の震災ゴミです。
実はこの家の中の震災ゴミも凄かったんです。
我が家はブロック塀、屋根瓦、外壁には大きな損傷がなく、瓦礫の震災ゴミは出なかったんですが、家の中からは大量の震災ゴミが出ました。
先ず各家庭で共通するのは陶器やガラスの食器、植木鉢などです。
我が家も大量の食器、植木鉢がダメになりました。
隣の実家は食器類が全滅に近い状態でした。
更に倒壊で破損した家具類、電化製品などが震災ゴミとして出されました。
特にテレビは震災ゴミとして目につきました。
本震直後は余震を恐れ家の中に入ることができませんでしたが、本震後数日経ってみんな意を決して家の中を片付け始めたんです。
最初は瓦礫で埋め尽くされていたゴミ収集所は行政が片付けた後に、今度は家庭内から出た震災ゴミであふれかえります。
次の写真は家庭内から出た震災ゴミの様子です。
奥は公園です 公園の角一杯に大量の震災ゴミが捨てられています
大通りも左右の歩道に震災ゴミが一杯です
テレビが大量に捨てられていました
以上は本震の約1週間後に撮影したものです。
今回の地震でこれだけの家財が失われたわけです。
あらためて地震の怖さを思い知らされます。
これまで説明してきた被害は私の住む地域で起こったものです。
被害の酷かった益城町や西原村ではさらに大きな被害が出ています
次のページで報道されている熊本県の象徴的な被害について説明します。