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私は平成28年(2016年)4月に震度7の揺れを2回も記録した熊本地震に被災しました。
それは何の前触れもなく突然襲ってきました。
私に限らず、多くの熊本県民は熊本には地震がやってこないと思っていました。
ですから地震保険の加入率も低く、地震に対する意識も薄く、地震に対する備えや対策を行っていた世帯はとても少なかったんです。
しかし、現実に地震は熊本を襲ったんです。
後になってわかったんですが、熊本では1889年(明治22年)7月にマグニチュード6.3の直下型地震が発生しており、20人が死亡、数百棟が全半壊し、熊本城も大きな被害を受けているんです。
さらに遡れば1723年(享保8年)に推定マグニチュード6.5、1625年(寛永2年) 推定マグニチュード5.0~6.0の地震が熊本で発生しているんです。
前の大きな地震から120年以上も経っており、熊本県民は地震に対する意識がすっかり薄れてしまっていたんでしょう。
熊本地震は内陸型(活断層型)地震で、熊本県に走っている日奈久断層帯と布田川断層帯の活動によるもので、隣接する二つの断層帯が連動することで発生した連動型地震とみられています。
活断層があるところは、どこでも地震に襲われる危険があるんです。
日本列島に活断層がいくつあるかご存知ですか?
日本列島では周辺の海底も含めて活断層が約2,000あると言われています。
今回はたまたま熊本でしたが、皆さんのお住まいの地域もいつ地震がきてもおかしくないんです。
私の場合もそうでしたが、熊本地震で不幸だったのは地震に対する意識の低さから地震への備えと対策がほとんど出来ていなかったことです。
本震は深夜に発生しましたが、我が家には懐中電灯すらありませんでした。
後になって思うことですが、もう少し備えをしていればと悔やまれてなりません。
地震は瞬間的なものです。
しかし、大変なのはその後なんです。
電気、水道、ガスのライフラインは寸断され、不自由この上ない生活が始まります。
地震への備えと対策.comは私自身が被災し、経験したことを皆さんにお伝えします。
いつ襲ってくるかわからない地震に備えるためにも、この地震への備えと対策.comが皆様のお役に立てれば幸いです。
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