すべての電池に対応する懐中電灯

前ページで説明した手回し充電式LED懐中電灯のメリットは何と言っても電池が不要なことでした。

唯一難点があるとすれば1回の充電(20~-30回まわすこと)で約1分30秒点灯と、点灯時間が短いことです。

電池式ですと長時間の点灯が可能になります。

しかし、昔ながらの懐中電灯は光源が電球式で電池の大きさも単1もしくは単2がほとんどで電池の消耗も早いものがほとんどでした。

今は光源がLEDライトですから、昔のように電池は消耗しません。

しかも、単1形~単4形の電池ならどれでも1本で使用可能という優れものなんです。

それが、パナソニックから発売されている単1から単4まですべての電池に対応するLEDライト「電池がどれでもライト」です。

単1から単4まですべての電池に対応しますのでいざという時、テレビのリモコンなどの機器から電池を取り出して即使えます。

今家庭で使用されている電池はほとんどが単3か単4ではないでしょうか。

それもほとんどが電化製品のリモコンや時計だと思います。

自分の周りで考えてみると電池を使用しているのはリモコンでテレビ2台、DVD2台、ビデオ1台、エアコン3台、ステレオ1台、天井のシーリングファン1台、LED照明2台です。

電池を使用している時計は2つ。

その他では体重計、電子辞書などです。

目覚まし時計の電池が唯一単2で、そのほかの電池は全てが単3と単4です。

単1と単2の電池はほとんどありませんが、単3と単4の電池はリモコンの中などにゴロゴロあるわけです。

ということは単1から単4まですべての電池に対応するLEDライトであれば、電池には困らないわけです。

このパナソニックの「電池がどれでもライト」はアルカリ電池の単1形~単4形を全てのサイズを装填した場合、最長で約86時間連続使用が可能ですので、かなりの長時間懐中電灯を使用することができます。

また、懐中電灯としてだけではなく上から吊るせばランタンとしても使用可能です。

価格も1,980円と実にお手頃です。

前ページで説明した手回し充電式LED懐中電灯と合わせて持っていれば、震災時の照明の心配はほとんどないでしょう。

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