私の家の近くに健軍商店街というアーケードのある商店街があります。
熊本では結構有名な商店街で歴史のある商店街です。
しかし、全国の商店街同様、時代の流れとともにシャッター商店街化していきましたが、それでも地元の暮らしには欠かせない商店街なんです。
その商店街の中に「マルショク」という鉄筋コンクリート造り3階建てのスーパーマーケットがあります。
1階は食料品売り場で、2階、3階は衣料品や雑貨が販売されています。
私の家内や隣の母も頻繁に利用しているスーパーです。
私が子供の頃からありましたので、建物自体はかなり古いものだと思います。
そのスーパーが4月16日の本震で1階部分が潰れてしまったんです。
以下が実際の写真です。
1階部分が潰れてアーケードの柱に倒れ掛かっています
横から見ると建物が歩道まで倒れています
以前の姿は見る影もありません
道路も瓦礫で塞がれています
以上の写真は本震から約1週間後、恐る恐る外の出た時に撮影したものです。
マルショクが倒壊したことは噂で聞いていましたが、実際目の当たりにし今回の地震の凄さをあらためて実感したものです。
また、家内や母がいつも利用していたので、もし地震が昼間に起こっていたらと思うとあらためて背筋の凍る思いでした。
本震が深夜に発生したため被害者はありませんでしたが、もし営業時間中に地震が発生していれば、多数の死傷者は免れなかったでしょう。