大地震に遭遇すると、昼夜問わず家の中はメチャクチャになります。
家具は倒れ、壁掛け時計や花瓶、絵画は落ち、食器棚からガラスや陶器の食器が飛び出し、床の上は危険が一杯です。
熊本地震の本震は深夜に発生しましたが、私は停電で真っ暗な中、割れた食器を踏んで足にケガをしました。
靴が履ければベストなんですが、真っ暗でしたら玄関まで行くこと自体難しいと思います。
非常用持ち出し袋に靴を入れておけばいいんですが、靴自体がかさばるので現実的ではありません。
そんな時便利なのが地下足袋です。
地下足袋は靴底の上が布製なのでコンパクトでかさばりません。
これを非常用持ち出し袋に入れておけば、いざという時には地下足袋を履くことで足をケガすることはありません。
昼間の地震では家の中を確認しながら行動できますが、深夜の地震ではとにかく足をケガする危険があります。
実際私はケガをしましたので地震発生後、暗闇を動くことの危険性はいやというほど身に沁みました。
足の裏を切ってしまうと痛いのはもちろんですが、治るまでの行動が大きく制限され不便です。
地下足袋を用意していない場合は、就寝時のベッドや寝床の近くにスリッパを置いておく方法もあります。
とにかく、深夜の地震発生後は素足で動き回らないことです。
軍手も必需品
家の中を片付ける際に軍手も必需品です。
家の中は割れたガラスや陶器で一杯です。
これらを片付けるのに素手ではとても危険です。
家の中に散乱した割れたガラスや陶器類を片付ける際は、必ず軍手を着用しましょう。